野上ふさ子さんの本


彩流社から出版された、野上ふさ子さんの本「いのちに共感する生き方-人も自然も動物も」の表紙に「箱の中の記憶」の絵を使用していただきました。野上さんは野生動物の福祉と保護活動に生涯を捧げた方で、若い時にはアイヌと共に生活し、アイヌの権利獲得のための裁判の支援もされていたそうです。この本は、そんな野上さんが死の直前まで書き続けられた自伝です。

死ですら自然の一部なんだ。という事を描いた絵。野上さんの全てのものに共感、共存し、自然は自身の一部であるという思い。根っこの部分でつながっているんじゃないかなって思いました。野上さんのご冥福を祈りつつ拝読したいと思います。