2016-08-13 寒蝉鳴 アート 第三十八候 ひぐらしなく 蝉の羽根は薄く透き通って美しい。 森のイスキアの初女さんのお話。 「野菜をゆがく時、緑が一層鮮やかに美しく輝く瞬間があります。 その時茎を見ると透き通っている。 透明になる時は、野菜の命が私たちの命になるために生まれ変わる瞬間、いのちのうつしかえの時。」 透明なものは美しい。 それはいのちが生まれ変わる瞬間だから。 寿命の短い寒蝉の羽根が透き通っているのも もう次に生まれ変わる準備をしているからかもしれない。 なんて思ったりする。