フランシス・ベーコン展


随分前になりますが、「フランシス・ベーコン展」に行ってきました。ポップなピンクや青紫の背景、ディズニーみたいにきれいなカーブ線。思ったより怖くなかった。「暴力的なのは作品ではなくこの世界」と言ったベーコンの言葉通り、ほんとに原画には凶暴性を感じなかった。むしろ柔らかく優しい印象で、ただただ彼の思考に引き込まれ、もっと知りたいと思いました。彼のアトリエはすごく散らかってるのだけど、そこには彼の思考が散りばめられていて、切り貼りされた写真や絵画は作品のための試作で、それを見るのは彼の脳の中を見るようでした。私も片付けが苦手。でもなんか全然次元が違いました。